日本マクドナルドホールディングスが8月12日発表した2015年1〜6月期の連結決算は、最終損益が262億円の赤字だった。前年同期は18億円の黒字だった。昨年来の品質問題で客離れが進み、売上高は3割減。ただ、回復プランの実行で「既存店売上高は下半期にはプラスに転じる見込み」という。
売上高は29.5%減の852億円。既存店売上高は27.5%減、既存店客数は18.8%減、全店客数は19.2%減と大幅に下回った。
回復に向けた店舗への投資やフランチャイズオーナーへの財務施策などで93億円、減損損失や閉店に伴う特別損失67億円を計上したことで赤字幅は拡大した。
同社は「上半期は一時的な投資・費用を集中して計上したため大きな赤字となったが、4月に公表した業績予想通りの進捗」とし、現在は「改善傾向」にあり、下半期は収益の改善を見込んでいるという。
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