この記事は荒尾裕子著、書籍『毎日5分から! ハイクラス・ビジネスマンはやっている 戦うための心体(からだ)づくり』(明日香出版社)から抜粋、再編集したものです。
・1日5分のからだマネジメントが、仕事の効率を上げる
・からだは2つにできないが、パフォーマンスは2倍にできる!
本書では、役員クラスのエグゼクティブが日常生活の中で実践している手軽な健康法を紹介。心と体のバランスを意識して、あなたも高いパフォーマンスを生み出すハイクラス・ビジネスマンへと成長していきましょう。
「毎日、忙しくて健康に気を遣うヒマがない……」という人にこそ読んでほしい一冊です。
戦うためのからだづくり、あなたもそろそろ始めませんか?
あなたが思う仕事ができそうな人は、どのようなイメージですか? 血色が良く、からだも引き締まり、背筋がピンと伸びていて、スーツをかっこよく着こなす……そんなイメージを持たれるのではないでしょうか。
では、鏡に映ったあなたの姿は、いかがですか? 「非言語コミュニケーションが相手に与える印象の割合は55%に上る」というメラビアンの法則が示すように、ビジネスパーソンにとって見た目は重要です。
例えば、あなたがどんなに優秀な企画力・プレゼン力を持っていたとしても、言葉を発する前から見た目でジャッジされる部分は意外と大きいのです。スタート時に見た目で出遅れてしまっては、とてももったいないことです。
ハイクラス・ビジネスマンが“からだ”にこだわるのは、内面だけではなく、この外見が与える印象の重要性を認識しているからなのです。
一般的に、人は自分自身に注意を向けたとき、自分の行動が正しさの基準と比較して適切であるかどうかをチェックします。その結果が自己評価の基準に達していない場合、理想と現実のギャップを埋めて、理想の自分になるための行動を始めると言われています。
あなたは毎日鏡を見ていますか? 鏡は、現在の状況を客観的にジャッジするのに最適なツールの1つです。
多くの女性は1日に何度も鏡を見ますが、男性は比較的その機会が少ないかと思います。数分でも良いので全身鏡を見て、自分のからだを評価してみてください。
ここでのポイントは、顔だけではなく、全身が映る鏡で見ること。戦うためのからだづくりは、鏡に映った自分を客観的に知ることから始まります。
全身が映る鏡の前に立ち、前・後・横、全ての角度から自分の姿をじっくり眺めてセルフチェックしましょう。
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