ラグジュアリーなサービスで日本人旅行者にも人気が高いエミレーツ航空が、拠点とするアラブ首長国連邦(UAE)のドバイから中米パナマへの世界最長となる新路線を2016年2月から開設する。では、これまでの世界最長はどこを結ぶ路線だったのか? 新しい路線で使用する機材は?
ドバイからパナマシティまでの運航距離は約1万3800kmで、直行便の所要時間は17時間35分だ。現存する路線では、世界最長となる。エミレーツ航空が中央アメリカの都市へ就航するのは、これが初めて。中東やアフリカの各都市から、ドバイとパナマを経由することで、中南米諸国への渡航が便利になる。フライトスケジュールは以下の通りである。
EK251便=ドバイ(08:05)→パナマシティ(16:40)
EK252便=パナマシティ(22:10)→ドバイ(翌日22:55)
1日1往復での運航を予定している。同路線に使用する機材は、ボーイング777-200LR。キャビンはファーストクラス8席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス216席の計266席でレイアウトした。
“トリプルセブン”の愛称で親しまれる777は現在、世界の大手エアライン各社が長距離国際線の主力機材として活用している。その777を世界で最も多く所有するのがエミレーツ航空だ。ドバイ/パナマシティ線に投入する777-200LRは、トリプルセブン・ファミリーの中でも極めて個性的なタイプ。777-200LRとは、どんな機種なのだろうか?
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