木樽で熟成したビールが登場、ヤッホーブルーイング

» 2015年09月15日 11時44分 公開
[ITmedia]
バレルフカミダス B-12

 よなよなエールなどを扱うヤッホーブルーイングは10月14日に、ウイスキーやワインの木樽にビールを入れて長期熟成した「バレルフカミダス B-12」を発売する。ウイスキーやワインの熟成で使われた木樽をビールの熟成樽として利用する「バレルエイジ」と呼ばれる技法。「木の香りや、それまで木樽に入っていたお酒の香りが移り、ビールに複雑な味を与える効果がある」(同社)という。

 今回使用しているのは、1950年ごろに日本に輸入され、さまざまなジャパニーズウイスキーを熟成してきた木樽。仕込んだ原酒は、製造から1年熟成させ、濃厚な甘みとボディの重みが特徴のバーレーワイン。昨年樽に入れ、定期的にテイスティングを行いながら、香りと味のバランスが整ったタイミングで今回の発売が決まった。「アプリコットやレーズンのような芳醇な香りと、円熟したモルトの甘みが広がり、樽由来のまろやかな渋みが味を引き締めている」(同社)

 内容量は375ミリリットルで、価格は1300円(税抜)。アルコール分は11.5%。

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