カシオが秋冬の新製品を発表、注目の時計は?(2/4 ページ)

» 2015年09月18日 08時00分 公開
[井口裕右ITmedia]

 また斉藤氏によると、高級感のあるデザインや質感の向上にも取り組み、文字盤の質感や横から見ても厚さを感じさせないデザイン、ベルトの質感に至るまで見直しているという。加えて「メタル素材は耐久性に優れているが、重さが増す。メタルの耐久性は生かしながら、より強い衝撃は内部のウレタン素材や樹脂パーツで受け止めるコアガード構造を進化させた。メタル筐体(きょうたい)にファインレジン製のバンパー(緩衝材)を新たに採用したり、ボタンの中をくりぬいて軽量化したり、見えないところまでこだわり抜いている」と説明。質感と耐久性を両立したデザインへのこだわりを見せた。バンドには、ステンレスとファインレジンを組み合わせて耐久性、装着性、軽量化を両立した「レイヤーコンポジットバンド」を採用している。

メタル筐体には衝撃を吸収するファインレジン製のバンパーを備える
耐久性を生かしながら全体の重さに影響がないようデザインされたメタル筐体

 「MTG-G1000D」は、都市コードリングの色に差し色をきかせた「シルバー×ブラック」「シルバー×ブルー」の2種類で、価格は16万円(税別)。また12月には、ブラックのメタルボディに都市コードリングの色がゴールドの「MTG-G1000GB」(20万円)、ブラックのメタルボディにゴールドを塗り、それを剥がすことで使い込まれた"ヴィンテージ感"を演出するエイジド加工を施したモデル「MTG-G1000BS」(21万5000円11月発売)もラインアップされる。

ヴィンテージ感を演出した「MTG-G1000BS」(左)と都市コードリングの色がゴールドの「MTG-G1000GB」

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