20代の働く男女聞く、5年後の理想のキャリアは?

» 2016年01月19日 16時58分 公開
[ITmedia]

 5年後、理想とするキャリアは何ですか? 20代の働く男女に聞いたところ「専門性を高めてスペシャリストになりたい」(38.2%)を挙げた人が最も多いことが、ビズリーチの調査で分かった。

 「スペシャリストになりたい」と答えた人からは「会計系専門職として日本だけでなく世界と戦える力をつける」(男性:20〜24歳)、「プログラミングの専門性を高めたのち、SEとして全体の仕組みを作っていきたい」(女性:25〜29歳)といった声があった。

 次いで「管理職(マネージャーやリーダー職を含む)になりたい」(18.0%)、「フリーランスとして働きたい」「起業をしたい」(いずれも8.8%)、「副業で複数の仕事に携わりたい」(8.3%)と続いた。

 管理職志望の人からは「今の会社の業績を倍増させて、管理職かそれ以上の立場になる。もしくは別の会社に転職してマネジメント職に就く」(女性:25〜29歳)、フリーランス志望の人からは「副業など多くの仕事に携わり、自分のポジションを確立させる準備を整えていく。さらに5年後にはフリーランスとして、ディレクション、デザインなどに携わっていきたい」(男性:20〜24歳)などの意見があった。

5年後の理想のキャリア(出典:ビズリーチ)

 次に、理想のキャリアを築くために重視していることを尋ねたところ「自分らしく働ける」(52.1%)がトップ。以下「好きなことができる」(30.4%)、「情熱を注げる」(28.1%)、「年収アップができる」(28.1%)、「ワークライフバランスがとれている」(23.5%)という結果に。

理想のキャリアを築くために重視していること(出典:ビズリーチ)

 このアンケート結果について、同社の多田洋祐取締役は「ビジネスモデルの短命化やグローバル化が進み、長く活躍するためのキャリア開発が求められるなか、『キャリアは自己責任の時代』ともいわれている。専門性を生かして活躍するためにも、20代のうちから身につけるべきスキルを見極め、未来に通用するキャリアを築くことが重要だ」としている。

 インターネットを使った調査で、20〜29歳の働く男女223人が回答した。調査期間は2015年11月26日から12月3日まで。

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