プリペイド式携帯電話が消えていったように、今後もコンビニの店頭で扱うことができなくなるかも……と思う商品がいくつかある。その筆頭が、エロ本だ。
エロ本に否定的な人は多い。一番の理由は「子どもの目に触れるから」だろう。個人的には、子どもから性的なモノを遠ざけることが、教育としてベストだとは思っていないが、子どもを持つ身としては否定する人たちの気持ちも分かる。
ただ、イヤらしい写真を表紙に掲載しているような雑誌を店に並べるのは「ケシカラン」という人たちの声に押し切られれば、販売中止に追い込まれる可能性があるのだ。「いやいや、いまの時代、インターネットがあるので、エロ本なんて買う人なんているの?」と思われたかもしれないが、紙でじっくり見たいという層もまだまだいる。
もう1つ、世論に押し切られそうな商品がある。タバコだ。喫煙者に対する風当たりの強さは、10年前とは比較にならない。コンビニの店頭から灰皿が撤去され、街中の喫煙エリアもかなり減った。当然、環境に合わせるかのように喫煙率は減少している。
「健康・体力づくり事業財団」が出しているデータ(平成26年)によると、男性の喫煙率は30.3%、女性は9.8%となっている。10年前(平成17年:男45.8%、女13.8%)と比較すると、喫煙率は大きく減少しているのが分かる(参照リンク)。また4月からは、JTの主力ブランド「メビウス」などが値上げするので、喫煙率の低下がさらに加速するかもしれない。
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