このようにスマートフォンがコンシューマ市場においてデフォルトとなり、「スマホネイティブ」になった学生が控えている現状を考えれば、今後も「PCが使えない新社会人」が増えることは容易に想像できる。だからこそ、高校生や大学生のうちにPCを使うこと、所有すること」がIT化する社会の中で大事な教育の1つになってきているのではないだろうか。
だが、当たり前のことだが、学生はお金がない。そうであれば、親が買い与えたり、アルバイトをして買うことになるだろう。「できれば出費は少なくしたい」――それは、どの家庭でも思うことだ。そこで購入のハードルが低いのが「入門機」と呼ばれる低価格機だ。
海外のメーカー「エイサー(日本エイサー)」は比較的低価格のノート型PCをラインアップしていることで知られている。2016年7月現在、エイサーのラインアップの中で入門機として位置付けられるのが「Aspire One Cloudbook 11」だ。実売価格4万4800円である。
日本メーカーからも低価格機は販売されている。マウスコンピューター製の「m-Book MB-B501E」も直販価格3万9800円(税別)とお買い得なモデルだ。
このように海外メーカー、国内メーカー問わず、各メーカーは低価格の入門機を用意している。もちろん、高額だがハイスペックな機種を購入するのも悪いことではない。とはいえ、多くの家庭ではこの価格帯なら「検討の余地がある」といった感じではないだろうか。
あなたは大丈夫? 10〜20年後、人工知能に奪われる仕事100
4年で1億台以上も消滅! 凋落するPC市場に未来はあるのか?
こじらせ上司よ、歩み寄ろう ゆとり部下からの“人間的な、あまりに人間的”な嘆願Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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