人気アニメ映画「君の名は。」が12月4日、ロサンゼルス映画批評家協会賞(LAFCA)のアニメ映画賞を受賞した。同賞はゴールデングローブ賞と並び、アカデミー賞の前哨戦として注目度が高いという。
過去にLAFCAを受賞した日本映画は、スタジオ・ジブリが制作した「千と千尋の神隠し」(2001年公開)と「かぐや姫の物語」(2013年公開)の2作品のみ。「千と千尋の神隠し」は同賞受賞後、2003年に長編アニメ部門でアカデミー賞を受賞している。
アジアでも人気が高まっており、台湾・タイ・香港の週末興行収入で1位を獲得。12月2日から公開が始まった中国では、公開初日の興行収入が約7600万元(日本円で約11.3億円)を達成し、週末3日間の成績は、約2.8億元(日本円で約42億円)に上った。どちらも中国で公開された日本映画の中で過去最高の売り上げ額だという。
同作品は今後、12月28日からフランスで、来年1月5日から韓国での公開を予定している。
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