今知るべき国際情勢ニュースをピックアップし、少し斜めから分かりやすく解説。国際情勢などというと堅苦しく遠い世界の出来事という印象があるが、ますますグローバル化する世界では、外交から政治、スポーツやエンタメまでが複雑に絡み合い、日本をも巻き込んだ世界秩序を形成している。
欧州ではかつて知的な社交場を“サロン”と呼んだが、これを読めば国際ニュースを読み解くためのさまざまな側面が見えて来るサロン的なコラムを目指す。
1月20日、ついにドナルド・トランプが第45代の大統領に就任した。さっそく医療保険制度(オバマケア)の撤廃に向けて大統領令に署名をするなど、「毎日みなのために戦う」と、いきなりトップギアで走る意思を示している。
私はトランプが大統領になることはあり得ないと見ていたが、今となっては、逆に多くの人があり得ないと思うことに乗り出して世界を驚かせ続けるのではないか、という印象すら受ける。専門家の中には、米国と世界はこれから、全く政治経験のないビジネスマンが世界唯一の超大国を率いていく壮大な“実験”を体験することになる、とまで言う者もいる。
そんなトランプ新大統領だが、言うまでもなく億万長者として知られている。カネならある、と公言してはばからないトランプは、これから4年間の大統領任期の間、大統領としての給料は受け取らないと宣言している。大統領選に当選した直後のインタビューでは、「法律があるので1ドルだけ受け取る」が、1ドルの大統領として身を粉にして働くという。
実は米国では、少し前から1ドルの給料で働くという“流行”のようなものがある。トランプだけでなく、政治家やビジネスマンのケースから、米国の「年収1ドル」事情について見ていきたい。
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