日本百貨店協会が2月21日発表した2017年1月の百貨店売上高は、前年同月比1.2%減の約5209億円で、11カ月連続で前年を下回った。
国内市場の売上高は2.1%減で、6カ月連続のマイナス。化粧品や美術品の販売が回復傾向にあり、雑貨は3.5%増と好調だったが、天候不順などで食料品が1.0%減、衣料品が2.7%減と苦戦したことが響いた。
一方、中国で春節(旧正月)に伴う連休があった影響でインバウンドは大きく伸び、売上高は単月では過去最高の約217億円(24.8%増)だった。
同協会によると、バレンタイン商戦が活発化したため、現時点では2月の売上高は好調に推移しているという。
調査は、81社234店を対象に実施した。
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