大京、郵便受けと一体化した宅配ボックス開発複数の荷物を同時収容

» 2017年04月11日 12時40分 公開
[ITmedia]

 不動産デベロッパーの大京は4月11日、宅配ボックスメーカーのフルタイムシステムと共同で、郵便受けと一体化した宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を開発したと発表した。2018年3月から大京が施工する首都圏と北海道の5物件に設置を始め、同年4月から全国の10物件に導入範囲を広げる予定。

大京とフルタイムシステムが開発した「ライオンズマイボックス」

 郵便受けとの一体化により、異なる事業者から届いた複数の荷物を同時収容できる点が特徴。社会問題化しつつある、宅配物の再配達を防止する狙いだ。

 全体では、入居者に個別に割り当てた宅配ボックス50個と、全戸共有の宅配ボックス20個を組み合わせた構造になっているため、入居世帯に対して120%と高いカバー率を実現したとしている。

photo ライオンズマイボックスの特徴

 両社はそれぞれの販路を通じ、既存の物件にも導入を提案していく。

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