こうしたピンチの数々から学んだのは、何事も経験してみないと分からないし、そこから新たな一歩が始まるということです。
これまで日本で暮らしていて感じることはなかったのですが、米国に行って言葉のカベにぶつかり、自分の伝えたいことが相手にうまく伝えられない結果、大失敗をしました。相手に理解してもらえないもどかしさに苛立ちも感じましたが、だからこそ英語力を身に付けないとならないと思ったし、物おじするのではなく自分の意見を最後まで主張する強さを持つべきだと感じました。ピンチこそ成長するチャンスなのです。
きっと20代になったばかりの自分だったら恐いもの知らずで、トラブルさえも楽しめたんだろうと思いますが、今の私は、一人暮らしも長く、揺るぎない価値観も持っています。だからこそ、自分にとっての居心地の良さ、自分らしさを最優先にするべきなのです。今回の留学では、憧れだけに縛られるのは自分自身にとって決して好ましいことではないということに気付かされた良い機会となりました。
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