アトラス、5億7000万円の赤字 「ペルソナ5」大ヒットも全世界累計150万本突破だが……

» 2017年06月16日 14時54分 公開
[ITmedia]

 ゲームメーカーのアトラスが6月16日の官報に掲載した決算公告によると、2017年3月期(16年4月〜17年3月)の最終損益は5億7000万円の赤字だった。当期は、プレイステーション 3・4用ソフト「ペルソナ5」やニンテンドー3DS用ソフト「世界樹の迷宮5 長き神話の果て」など人気シリーズ最新作を発売していた。

アトラスが5億7000万円の赤字

 アトラスは「真・女神転生」「デビルサマナー」「ペルソナ」「世界樹の迷宮」など数々のヒットシリーズで知られるゲームメーカー。1986年に設立し、2010年にインデックスに吸収合併されたが、同社が経営不振に陥り、ゲーム事業がセガゲームス傘下のインデックス(旧セガドリーム)に譲渡される。14年に「アトラス」へと商号を改めた。16年9月に発売した「ペルソナ5」は全世界累計150万本突破の大ヒットとなっている。

「ペルソナ5」は累計150万本突破のヒット(=公式Webサイトより)

 17年には「真・女神転生」「世界樹と不思議のダンジョン」の新作などを発売予定。

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