ビジネスSNS「Wantedly」運営会社、マザーズ新規上場へ：9月14日上場予定

[ITmedia]

　東京証券取引所は8月10日、ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーのマザーズ上場を承認した。上場予定日は9月14日。証券コードは「3991」。

「Wantedly」運営会社がマザーズ上場へ

　ウォンテッドリーは、会社訪問マッチングサービス「Wantedly Visit」や、名刺管理アプリ「Wantedly People」など、複数のビジネスSNS事業を展開している。有価証券報告書によると、2016年8月期の売上高は8億4028万円（前年同期比86.5％増）、営業利益は1億2059万円（前年同期は営業損失261万円）、純利益は7780万円（前年同期は純損失266万円）。

ウォンテッドリーの業績

　16年9月〜17年5月の連結業績は、売上高9億1029万円、営業利益171万円、純損失は620万円。メディアプラットフォーム「Wantedly Feed」の成長は横ばいだが、「Wantedly Visit」は利用企業が2万3000社を突破し、堅調に成長。16年11月にリリースした「Wantedly People」は17年7月に利用者が100万人を超え、さらなるサービス拡大を目指す。

　公開時、仲暁子代表取締役が約69％を所有する筆頭株主。2位がサイバーエージェントが約11％を所有している。

　公開価格は9月6日に決定。主幹事は大和証券。