車載機器メーカーのユピテル(東京都港区)は9月4日、同社が販売したドライブレコーダー「DRY-FH200」約8万5000台を回収すると発表した。同製品に内蔵されているリチウム充電池が原因で、発煙・発火に至る可能性があるという。
消費者庁によると、5月に2件、同製品と周辺が焼ける火災が起きた。原因は調査中という。
DRY-FH200は、2012年10月〜13年8月に販売した、フロントガラスに装着するタイプのドライブレコーダー。現在は販売を終了している。
対象製品ユーザーは、専用の受付窓口に申請することで、今月発売の新型「DRY-ST1000c」への無償交換が受けられる。
ユピテルは、公式サイト上でDRY-FH200の取り外し方法とDRY-ST1000cの取り付け方法を公開し、周知を図っている。
同社は「火災の原因は現在調査中だが、事故防止に万全を期すため回収を行う」としている。
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