ソフトバンク、チャットツールの米Slackに280億円出資「Vision Fund」経由で

» 2017年09月19日 13時10分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンクグループは9月19日、法人向けチャットツール「Slack」を開発する米Slackに出資したことを明らかにした。

 出資額は約2億5000万ドル(約280億円)。「SoftBank Vision Fund」を中心に、複数の投資家と共同で出資した。

photo 米Slackの公式サイト

 同日付の日本経済新聞によると、共同出資した企業はベンチャーキャピタル(VC)大手アクセル・パートナーズなど。出資によってSlackの企業評価額は約51億ドル(約5680億円)に上昇したという。

 同紙によると、Slackは今回得た資金を、長期的な成長を見込んで経営を安定させるための財源として使用するという。

photo 年内にも日本語に対応するという

 Slackは、世界各国のIT企業で高いシェアを誇るチャットツールで、1日当たりのアクティブユーザーは約600万人。外国語対応にも注力しており、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語に対応。2017年中に日本語にも対応する予定。

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