商品を買うとき、糖質とカロリーのどちらを気にしてる? サッポロビールの調査によると、カロリーを気にしている人は39%で、糖質を気にしている人(28%)よりも多かった。
「糖質がゼロでもカロリーが気になる」人は65%。男女別に見ると、男性が57%、女性が73%と、男性よりも女性のほうがカロリーを気にしていることが分かった。
糖質やカロリーが気になる人(やや気になるを含む)は78%で、男女別にみると男性は71%、女性は86%だった。低糖質、低カロリーに配慮した「ギフトフリー(罪悪感のない)の食事をしたい」人は72%に上った。
一方、糖質やカロリーを意識していても、糖質とカロリーが体に与える影響について知っている人は8%にとどまった。
管理栄養士の麻生れいみ氏はカロリーについて「摂取するカロリーが消費するカロリーよりも少なくすれば、その差の分だけ体脂肪が燃やされて痩せる」と説明し、糖質については「人体は糖質をとると優先的にエネルギーとして燃焼し、糖がなくなると脂肪燃焼をはじめる。糖質の多い食事をしている限りは、脂肪燃焼が後回しになってしまう。糖質を控えることができれば脂肪の蓄積が抑えられる」と説明している。
「正しく糖質とカロリーの違いを理解して、罪悪感持たずに、そして体に負担を与えないよう健康的な食生活を心掛けてほしい」(麻生氏)
2017年12月18〜19日にネットを使って調査し、20〜50代の男女800人が回答した。
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