2018年1月27日、米ニューヨーク・タイムズ紙が興味深い長編記事を掲載した。
そのタイトルは、「フォロワー工場」で、サブタイトルは「みんなネット上で人気者になりたい。だからそのためにカネを払う。ソーシャルメディアのブラックマーケットの内側とは」となっている。
この記事では、数多くの米国の著名人が、「Devumi(デヴミ)」というソーシャルメディアのマーケティング会社からTwitterのフォロワーなどを購入していることが内部資料から明らかにされた。
近年、米国でこの手の記事が散見される。ソーシャルメディアなどインターネット上のサービスが多額を生み出すビジネスとなっている今、改めて、偽フォロワーなどソーシャルメディアの“不正行為”が注目されているのである。
筆者も最近、中東に暮らす知人から、ちょうど「いいね」サービスの裏側について話を聞いたばかりだった。そんなことから、ソーシャルメディアのこうしたズルい行為がなぜ問題視されるべきなのか探ってみたい。実はこうした行為は決して看過できないものなのである。
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