またプラスは、2017年前半に顧客調査も実施。「レバーが指に当たると痛い」といった意見が出たことから、レバーの形状も改善すると決め、1年弱にわたって新製品の開発を進めてきた。
「従来品の構造を精査し、てこの原理に改善の余地があることを把握。支点の位置を調整し、レバーを楽に動かせる位置を突き止めた。レバーの形状は、指との接着面積を広げてフィット感を高め、食い込みを緩和することを意識した」
こうした経緯で世に出る「エアかる」は既に特許出願済みだ。藤原氏は「プラスの企業理念は『新しい価値で、新しい満足を』。この製品も、当社独自の価値として世の中に提供していく」と意気込む。
「着眼点を変えるだけで“クリップは進化が難しい”との常識を変えられた。『エアかる』を業界のスタンダードにしたい」
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