20代よりも30〜40代のほうが、「インスタ映え」する写真を撮るためにお金を使う人が多い――SMBCコンシューマーファイナンスの調査でこんな結果が出た。
調査によると、「SNSにアップする写真・動画を撮影するためにお金を使ったことがある」と答えた人の割合は30〜40代の58.4%を占め、20代の33.0%を上回った。「Instagram」などのSNSは若者を中心に人気を集めているが、上の世代の方が投稿の質にこだわるようだ。
30〜40代の“インスタ映え消費”の内訳は、絶景スポットの撮影など「旅行・観光」が55.0%でトップ。2位は、自作弁当や調理家電など「料理」(13.9%)。3位はナイトプール・アウトドアなど「レジャー」(13.4%)という結果だった。
チーズタッカルビやロールアイスなど「フード・スイーツ」は12.5%で4位。以下、ラテアートなど「カフェ」(12.2%)、メイクや洋服など「ファッション」(11.6%)――と続いた。
一方、20代の消費の内訳は「旅行・観光」(65.8%)、「レジャー」(34.2%)、「カフェ」(28.5%)、「ファッション」(25.8%)――の順に多かった。
SMBCコンシューマーファイナンスは「30〜40代の男性はアクションカムやトイカメラなど、カメラ関係への出費がみられた。インスタ映え消費のために、カメラを新調する人が多いのかもしれない」と傾向を分析。「20代では女性の消費行動が比較的活発で、カフェやファッションなどにお金を使っていた」とみている。
調査では、2018年1月10〜15日に30〜40代の男女、17年10月2〜5日に20代の男女に意見を聞いた。インターネット上で実施し、それぞれ1000サンプルずつの回答を得た。
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