任天堂が「Nintendo Switch」と組み合わせて遊べる段ボール製のキット「Nintendo Labo」の新CMを公開したのを受け、4月2〜3日の東京株式市場では連想買いから段ボールメーカーの大村紙業(東証JASDAQ)の株価が好調だ。段ボール需要が高まるとの期待が再燃し、買いが集まっているとみられる。
大村紙業は2日に急騰し、値幅制限の上限(ストップ高)となる2063円で取引を終えた。3日も続騰し、午前9時35分には前日比487円高(+23.6%)の2550円を付けた。午前の取引を終えた時点での株価は392円高(+19.0%)の2455円で、値上がり率は全市場で1位。
任天堂は3月30日に「Nintendo Labo」の新CMを公開。段ボール製のピアノ・家・釣り竿などの模型を手で組み立てたり、「Nintendo Switch」本体からコントローラー「Joy-Con」を取り外して模型に装着したりする様子を披露していた。
大村紙業は任天堂が「Nintendo Labo」を発表した1月中旬にも、同様の期待感から連日株価が大幅に伸びていた。
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