新幹線で「たこ焼き」はNG? JR東海の見解は実は「串かつ」「ねぎ焼き」も(2/2 ページ)

» 2018年04月18日 16時18分 公開
[濱口翔太郎ITmedia]
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シールは「たこ焼き以外」にも

 「大阪のれんめぐり」はたこ焼きのほか、串かつ、ねぎ焼き、うどん、洋食の計5店舗が出店している。たこ焼き以外の商品は新幹線内に持ち込んでも問題ないのだろうか。

 JR東海は「同エリアに出店する他店舗にも同様の措置を取っている。販売する作りたてのお持ち帰り商品は、車内・駅構内でのお召し上がりをご遠慮いただいている」という。実は串かつやねぎ焼きも“新幹線お断り”だったのだ。

今後の方針は「お客さま同士でご配慮を」

photo 大阪名物「551蓬莱の豚まん」(=蓬莱の公式Webサイトより)

 窪田さんの記事では、かつては新幹線でたこ焼きが車内販売されていたことに触れている。マナーや感覚は時代とともに移り変わるものだが、今後はどうなるのか。

 JR東海は「お客さま同士でお互いにご配慮いただくものと考えている」との回答だ。確かに、シールに書かれた内容に拘束力はなく、お客の「ご遠慮」に任せる形になっている。車内や駅での飲食は旅の楽しみの1つだが、さまざまな乗客が行き交う新幹線では、周囲の乗客に“忖度(そんたく)”し、状況に応じて判断する必要がありそうだ。

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