衣料品大手のしまむらは7月9日に、スタートトゥデイが運営するファッションEC(インターネット通販)サイト「ZOZOTOWN」に出店する。しまむらがオンラインストアを持つのは初。実店舗がないエリアに住む層など、これまで来店が困難だった潜在顧客との接点を拡大する狙いだ。ターゲット層は「20代〜50代の主婦とその家族」という。
ストア名は「ファッションセンターしまむら ZOZOTOWN店」。現時点ではラインアップの詳細は非公開だが、寝具などを取り扱うPB(プライベートブランド)「CLOSSHI(クロッシー)」シリーズのほか、最新トレンドファッションを低価格で提供するとしている。
開設当初は「オープンセール」を開催し、同サイト限定のオリジナル商品や特価商品を展開する予定もあるという。
しまむらは2月に、EC事業に参入する計画を公表。「実店舗に特化した戦略を修正し、顧客の満足度と利便性を高めたい」(企画室)と目的を説明していたが、具体的な時期はこれまで伏せられていた。
2月の時点では、スタートトゥデイのほか、アマゾンジャパン(Amazon.co.jp)、楽天、ヤフーとも交渉している旨を明かしていたが、残る3社との連携はまだ正式発表されていない。
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