オーストラリアの仮想通貨取引所Cointreeは8月20日、請求書自動払いプラットフォームを運営するGobbillと提携したことを発表した。同取引所の仮想通貨保有者は電気やガスなど家計に関わる請求書の支払いを仮想通貨で対応できるようになるという。
Gobbillはユーザーから仮想通貨を受け取り、代理人のような形でユーザーに代わって請求書の支払いを通常通り法定通貨で行うことで、ユーザーの仮想通貨による支払いを可能にする仕組みだ。対象仮想通貨はビットコイン、イーサリアム、ライトコインなど、幅広い仮想通貨で利用できるようになる。
Cointreeのシェーン・スティーブンソンCEO(最高経営責任者)は「今回の提携は両社の強みをさらに強化し、オーストラリア人の毎日の支払いを仮想通貨でも可能にする良い機会となった」と言い、今後は両社で海外展開も検討していくことを明かした。
Gobbillの共同創業者シェンドン・エワンズCEO(最高経営責任者)は、仮想通貨は主流になり始めているとし、「我々の目標は顧客の選択肢と利便性を支援することだ。仮想通貨による請求書支払いを望む顧客が急増するだろうとみている」と、今後も同サービスの需要が拡大するとの見方を示した。
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