2万円台で0.5キロの“安くて軽い”アシストスーツ登場 腰のサポートに特化物流業などの利用を想定

» 2018年09月10日 12時49分 公開
[ITmedia]

 物流機器のレンタル事業を手掛けるユーピーアール(東京都千代田区)は9月10日、肉体労働を行う際の負担を軽減するアシストスーツ「サポートジャケットBb+FIT」を発表した。機能を腰のサポートに特化させ、価格と重量を抑えた点が特徴。公式Webサイトで申し込みを受け付け、10月下旬から順次発送する予定。

photo 「サポートジャケットBb+FIT(SLIM)」(=公式Webサイトより)

 価格(税別)は、腰ベルトの幅が76〜115ミリの「SLIM」が2万5000円、150〜220ミリの「WIDE」が2万8000円。重量は、前者が0.5キロ、後者が0.6キロ。導入のしやすさの面で他社製品と差別化を図る。物流業、製造業、農業、林業、漁業などへの導入を想定する。

 背骨に似た機構「Bb+(バックボーンプラス)」は、椎間板にかかる圧力を抑制するほか、背骨と腰が正しい姿勢になるよう誘導する効果を持つ。これにより、荷物の頻繁な上げ下ろしや、前かがみでの作業を行う際に、腰や背骨への負担が軽減される。

photo 「サポートジャケットBb+FIT(WIDE)」(=公式Webサイトより)

 膝から腰にかけては、脚の筋肉を補助する「パワーベルト」を搭載。前屈姿勢から起き上がる動作をサポートし、疲れを軽減する役割を果たす。

 カラーはグレーのみ。サポート器具をベルトから取り外すことも可能で、ベルトは洗濯機で洗える点も特徴。今後は、各地で体験会や展示会を開き、認知度を高めていくという。

photo 「サポートジャケットBb+FIT」を着用して作業している様子(=ニュースリリースより)

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