ハンバーガーチェーン「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは9月10日、長野県上田市内のフランチャイズ店舗「モスバーガー アリオ上田店」で食中毒事故が発生したと発表した。8月20日に同店舗を利用した4人の客が、腸管出血性大腸菌「O121」に感染したという。
長野県上田保健所は同店舗に対し、9月10日から3日間の営業停止処分を課した。処分の対象は、フランチャイズ運営元のアオキエンタープライズ(東京都渋谷区)。
モスフードサービスは「4人はハンバーガー類を食べたが、共通する特定の食材が含まれていたかどうかは断定できない。感染の経緯は、現在調査中」(広報IRグループ)と説明。
4人の客は現在、快方に向かっているという。モスフードサービスは「個人情報保護の観点から、保健所から客の氏名などは伝えられていないが、可能であれば直接おわびしたい」と話している。
同社は「施設や食器、調理器具の洗浄・消毒を全国の店舗で実施するとともに、調理マニュアルの再点検、従業員の健康状態確認の徹底など、適切な再発防止策を講じます」としている。
モスバーガー、全店舗を「禁煙」に 20年までに店舗改装
「お客様満足度」を高めることばかり、考えてはいけない
「完全禁煙化」から3カ月で串カツ田中はどうなった? 客数と売り上げに驚きの変化
「大阪王将」に後れを取っていた「餃子の王将」の業績が復活したワケ
くら寿司の好業績を支えた「高級かき氷機」と「価格維持宣言」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング