福岡市は9月19日から、コミュニケーションアプリ「LINE」を使って粗大ごみ収集の申し込みができるサービスの実証実験を始めている。Web上での情報入力や電話などによる申し込みの手間を解消する狙いで、実施期間は2019年2月28日まで。利用できるのは福岡市民のみ。
実証実験専用のLINE公式アカウントを開設しており、ユーザーは「友だち」に登録することで利用できる。登録後は、トーク画面から「粗大ごみの申し込み」などと話しかけると、画面下部に該当する品目・個数の選択フォームが表示される。
品目・個数を選んだ後は、収集先の住所を入力し、収集希望日、搬出場所などを選択するだけで、申し込みが完了する。
福岡市の担当者は「開始からわずか1日の間に、何件もの問い合わせをいただいた」(環境局 循環型社会推進部)と反響を明かす。「今後の反応を踏まえて、(実験終了後も)サービスを継続するか検討を進めたい」という。
同市はこれまでも、LINE公式アカウントにメッセージを送るだけで、ごみの分別方法を調べられるサービスなどを展開し、市民のごみ出しの効率化を進めていた。「粗大ごみもLINEで申し込めるようにしてほしい」との要望があったため、実験に踏み切ったとしている。
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