10月24日の東京株式市場で、土木建築用機材などを手掛ける川金ホールディングス(HD、東証2部)の株価が続落。午前の取引を終えた時点で、前日比90円安(−17.4%)の426円まで下げている。値下がり率は全市場で1位。
同社は23日、子会社が免震・制振用オイルダンパーの検査記録を改ざんし、顧客が定めた基準に満たない製品を出荷していたと発表。設置先は計26都道府県の学校、住宅、工場などで、物件数は計93件。
10月中旬に油圧機器メーカーのKYBで免震・制振データ改ざんが発覚したことを受け、川金HDが社内調査を実施した結果、同様の不正が見つかった。今後は国土交通省の指示のもと、関係者への説明、製品の交換、原因究明と再発防止策の徹底などを行っていく方針。
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