新型「レクサスES」発売 ミドルセダンの基幹車が日本初上陸世界初のデジタルサイドミラー採用(1/5 ページ)

» 2018年10月24日 14時34分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車は10月24日、高級車ブランド「レクサス」のミドルクラスセダン「ES」の新型を発売した。新プラットフォームによる走行性能の向上や内外装の一新に加え、量産車として世界初採用のデジタルサイドミラーの採用など先端技術も盛り込んだ。価格(税込)は580万円〜698万円。

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 2012年発売の6代目をフルモデルチェンジ。1989年に誕生したレクサスブランドの基幹モデルを国内で初めて発売する。前輪駆動(FF)で、パワートレーンは2.5リッター直列4気筒エンジンと組み合わせるハイブリッドのみ(「ES300h」)。

 エクステリアは、、「GA-Kプラットフォーム」の採用による低重心を生かしたワイド&ローのプロポーション。サスペンションや世界初採用のショックアブソーバーなどにより高い操縦安定性と上質な乗り心地を実現しているという。ボディーサイズは4975(全長)×1865(全幅)×1445(全高)ミリ(ホイールベース2870ミリ)

 「デジタルアウターミラー」は、サイドミラーをカメラに置き換え、室内のディスプレイで後方確認できるようにした。視認性が天候に左右されにくくなる上、風切り音の低減による静粛性の向上も果たしたという。

 ベースグレード(580万円)とスポーツグレード「F SPORT」(629万円)、上級グレード「version L」(698万円)をラインアップする。

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