東京都調布市は、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターをモチーフにした遊具などを設置した公園「鬼太郎ひろば(仮称)」を整備すると発表した。整備費の一部は、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングで調達する。2019年に完成予定。
ゲゲゲの鬼太郎の原作者、水木しげる氏は50年以上調布市に住んでいた。調布市はこれまでに、テレビアニメのゲゲゲの鬼太郎で登場した場所などを紹介する「聖地巡礼マップ」の制作なども実施している。
新たに整備する公園には、京王線調布駅と西調布駅の間にある鉄道敷地の一部を活用。ゲゲゲの鬼太郎などの水木作品に登場する妖怪やキャラクターのオブジェ、遊具を設置する。広さは約1800平方メートル。整備費用は約1億円。
同市が公開したイメージ図によると、「鬼太郎の家」をイメージした遊具や、妖怪の隣に座れるベンチ、妖怪をかたどった滑り台やクライミング用遊具などが設置されるようだ。
整備費のうち500万円を寄付金で集めることを目標とする。トラストバンクが運営するふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を利用した納付が可能になる。募集期間は18年12月上旬から19年1月下旬まで。
寄付者にはオリジナルの礼状を送付。また、3万円以上の寄付者の名前は、鬼太郎ひろばに設置される銘板に刻まれるという。
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