SUBARU(スバル)は11月1日、エンジン部品に問題があるとして、「インプレッサ」など計4車種10万1153台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。走行中にエンジンが停止する恐れがあるという。
製造期間は2012年1月〜13年9月。インプレッサ、「フォレスター」「BRZ」のほか、トヨタ自動車にOEM(相手ブランドによる生産)供給する「86」2万6804台も対象となる。
エンジン部品のバルブスプリングの設計が不適切だったため、折れて破損することがあるという。そのため、エンジンから異音が発生するなど不調となり、最悪の場合は走行中にエンジンが停止する恐れがある。
これまでに94件の不具合が報告されている。スバルは全車両のバルブスプリングを対策品に交換する。
同社は10月23日、2018年4〜9月期の連結業績について、利益予想の大幅な下方修正を発表していた。修正の主な要因としていた「品質関連費用の計上」については、今回届け出たリコール関連の費用が半分以上を占めるという。
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