東京証券取引所は11月12日、ソフトバンクグループ(SBG)の携帯事業会社ソフトバンクの新規上場を承認した。上場予定日は12月19日。所属部は1部か2部で、売り出し価格決定後に決める。証券コードは「9434」。
売り出すのはSBGが保有する株式の約37%で、上場後の持ち株比率は約63%となる。公開価格決定日は12月10日。主幹事は野村證券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券。
ソフトバンクが同日提出した有価証券報告書によると、想定売り出し価格は1500円で、調達額は計約2.4兆円になる見込み。
ソフトバンクの上場によって、世界規模で投資活動を展開するSBGと、グループ内で通信事業分野の中核を担うソフトバンク――という役割・価値を明確に分ける狙い。SBGは「より分かりやすくそれぞれの事業内容を市場に訴求することが可能となり、多様な投資家ニーズにも応えることができると考えています」としている。
SB孫社長、携帯料金値下げ検討も「増益目指す」 コスト削減で人員4割を配置転換
「上場企業の平均年収」ランキング ベスト&ワースト10社は……?
「料金高すぎ」批判の背景にある、携帯キャリアが信頼されない要因
SB孫社長、サウジ人記者殺害に言及「あってはならない事件」 共同ファンドは継続へ
退職者が「辞めたけど、良い会社だった」と感じる企業、2位はP&G 1位は……Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング