平成生まれの「子どもの名前」で最も人気があったものは? 明治安田生命保険が1989年(平成元年)〜2018年(平成30年)に生まれた子どもを調査した結果、最多だったのは男子が「翔太(しょうた)」、女子が「美咲(みさき)」だった。
「翔太」は直近の10年ではやや人気に陰りがみられるが、平成1年から平成3年まで連続1位に輝き、平成20年までトップ10入りを続けていた。「美咲」は平成3年から6年連続で首位となるなど、平成前半〜中盤にかけて高い人気を保っていた。
男子の2位以下は「翔(しょう)」「健太(けんた)」「蓮(れん)」「大輝(だいき)」「大翔(ひろと)」「翼(つばさ)」「大樹(だいき)」「颯太(そうた)」「拓也(たくや)」――と続いた。
「翔」「健太」は平成の前半に人気だった。「蓮」は平成11年に初めてトップ10入り。その後人気を高め、今年の名前ランキングでトップに立った。
女子の2位以下は「葵(あおい)」「陽菜(ひな)」「さくら」「愛(あい)」「結衣(ゆい)」「七海(ななみ)」「愛美(まなみ)」「未来(みらい)」「美月(みつき)」――と続いた。
「葵」は平成6年に初めてトップ10入りすると、平成27〜28年に連続トップを獲得するなど長く支持されている。「陽菜」は平成14年まで圏外だったが、平成15年に一気にトップとなり、以降平成後半に計7回トップを獲得した。ただ、今年首位だった「結月(ゆづき)」はトップ10入りを逃した。
また調査では、過去に元号が改正された際、大正では「正一」「正治」「正子」、昭和では「昭一」「昭」「昭子」「和子」、平成では「成美」「一成」「翔平」など、元号を含む名前が一時的に増えることも判明。明治安田生命は、19年は新元号にちなんだ名前が増える可能性を指摘している。
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