ファミリーマートは3月19日、「ビッグファミチキ」(税込230円、以下同)と「ビッグスパイシーチキン」(198円)をそれぞれ発売する。いずれも300万食限定で、なくなり次第販売を終了する。
ビッグファミチキは「ファミチキ」(180円)の約1.5倍、ビッグスパイシーチキンは「スパイシーチキン」(150円)の約1.4倍のサイズにそれぞれなっている。
ファミチキは2006年10月に骨なしフライドチキンとして発売された。フライドチキンといえば骨付きが一般的だったが、衣のサクサクとした食感や肉の柔らかくてジューシーな食感だけでなく、その食べやすさが支持され、累計販売個数は10億個以上になっている。そして、ファミチキはファミマ全商品の中で売り上げ数量が最も多い看板商品として育った。
スパイシーチキンはレジ横にあるホットスナックのコーナーの中ではファミチキに次ぐ売り上げ数量を誇る。
ファミマの広報担当者によると、ファミチキの主な購買層は20〜40代の男性だという。ランチ時の「もう一品」需要や、間食需要を満たしている。
今回、ビッグなサイズの商品を発売する背景にあるのは、健康志向が強まるなかでも、しっかりと食べたいという根強いニーズだ。こういったニーズがある層に向け、ファミチキの魅力を改めて訴求する狙いがある。両商品は“コスパ”が良い価格設定となっているが、「がっつり食べたい層」にどの程度支持されるだろうか。
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