2011年に創業したテーブルチェックはどのようにして韓国の超高級ホテルに食い込むことができたのだろうか。一般的に、グローバル企業の現地法人がシステムを導入しようとしても、エリア統括本部や本社の承認が必要になるケースが多い。
谷口社長によると、テーブルチェックのエンジニアの9割は外国人が占めており、優秀なエンジニアを多く採用していることが根本的な競争力につながっているという。グローバルにホテルを展開している企業の場合、ある一定以上のクオリティーやコスト競争力を持つ企業を複数選定し、その中から採用するシステムを最終的に決定している。
同社は海外に支社をどんどん増やす方針を掲げており、海外からの申し込み比率を日本より多くするのが直近の目標だ。ドタキャン対策や顧客管理の効率化などを目的に、専用の予約管理システムを導入する動きは、高価格帯の店を中心に今後も広まっていくものと予想される。
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