さらに、一発のイベント的な発想のほうが、即効性を期待できる側面もあり、ついつい、こうした「一発案」を提供することばかりにフォーカスしてしまう。
しかし、こうした一発ものの施策であったとしても、それを動かす個人の能力、組織の持つ業務プロセス、商品力は、すべてにおいて密接にかかわっている。どれか一つの機能があれば済む話ではないし、すべてを日々クオリティアップしいていかないと、それらによって生み出される結果も進歩はない。
今一度、自分の成果を生み出すバリューチェーンはどうなっているのか、ボトルネックはないのか、すべてのパートはバランスが取れているのか、バランスを取るための行動計画は立てているのか、じっくり振り返ってみることは大切なことだ。(猪口 真)
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