クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向
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» 2019年05月24日 13時15分 公開

「アクセラ」の後継:マツダ、新型「MAZDA3」発売 “歩行姿勢”を引き出す構造に (1/2)

マツダは新型「MAZDA3」を発売。国内では「アクセラ」の車名で展開してきたが、新型はグローバルで名称を統一。「歩行姿勢」を理想の運転姿勢とした車両構造技術などを採用している。

[ITmedia]

 マツダは5月24日、主力車種の新型「MAZDA3(マツダ・スリー)」を発売した。ボディータイプはハッチバックとセダンの2種類。国内では「アクセラ」の車名で展開してきたが、新型はグローバルで名称を統一する。「新世代商品の第一弾」と位置付け、国内でも幅広い需要の獲得を狙う。

photo マツダが発売した新型「MAZDA3」

 新型は、「日常が鮮やかに輝くパーソナルカー」をコンセプトとして改良し、デザイン、走行性能、静粛性、質感などの基本要素を一新させた。

 走行性能については、さまざまな走行シーンにおいて、「肩の力を抜いて、意図した通りに運転できる」(同社)ことを目指した。「歩いているときの姿勢」を理想の運転姿勢とし、人が持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求した新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャ)」を新開発。着座時に少ない筋負担で頭部の動きが安定するように、シートからボディー、シャシー、タイヤまでを有機的に連携させたという。

 パワートレインは、初めて実用化した独自の燃焼方式を採用する「SKYACTIV-X(スカイアクティブ・エックス)」などのSKYACTIVエンジンを搭載している。

 室内空間の心地よさを追求した新機能も採用。音の大きさ、方向、時間変化という3つの側面から、人間の特性に合わせて新開発したオーディオシステム「Mazda Harmonic Acoustics(マツダ・ハーモニック・アコースティックス)」を搭載している。また、タイヤからサスペンション、ボディーを通じて伝わる突き上げを滑らかに減少させることで、必要な音だけが自然に聞こえる室内空間をつくったという。

photo 新型「MAZDA3」FASTBACK(ボディータイプ:ハッチバック)
photo 新型「MAZDA3」SEDAN(ボディータイプ:セダン)

 デザインについては、日本の美意識である「引き算の美学」に基づいて、フォルムから不要な要素を削ぎ落した、滑らかでシンプルな造形に仕上げた。セダンは「凛とした伸びやかさ」をテーマとし、「落ち着いた大人の品格と優雅さ」を表現。ハッチバックは「色気のある塊」がテーマ。一つの塊のような存在感によって、「独創的で刺激的なライフスタイルを予感させる」デザインを目指した。

 コネクティッドサービスにも力を入れている。今回、新たに車載通信機を搭載。今後、コネクティッドサービスの提供を開始し、配信予定のスマートフォンアプリ「MyMazda(マイ・マツダ)」と連携させる。それによって、利便性の向上、緊急通報サービスの提供などが可能になるという。

 希望小売価格(税込)は、ハッチバックが218万1000円〜362万1400円。セダンが247万円〜355万1200円。

photo 新型「MAZDA3」の内装(FASTBACK専用色)
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