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» 2019年08月30日 15時32分 公開

JR東日本エリアの駅にて:話題のサブスク自販機 1日1本で2480円は割高? 強気なプランのワケを担当者に聞く (1/2)

JR東日本ウォータービジネスが、10月1日から駅ナカ自販機でサブスクリプションサービスを開始する。アプリを通じて、対象のイノベーション自販機から1日1本対象のドリンクをもらえる。プランは月額980円と2480円の2種類。

[鬼頭勇大,ITmedia]

 駅ナカ自動販売機の展開などを行うJR東日本ウォータービジネス(東京都品川区)は、10月1日から自販機のサブスクリプションサービス「every pass(エブリーパス)」を開始すると発表した。

 エブリーパスは、JR東日本エリアの駅にある「イノベーション自販機」と連携したサービス。同社の提供するスマートフォンアプリ「acure pass(アキュアパス)」に配信されるQRコードをイノベーション自販機にかざすことで、対象のドリンクを1日1本受け取れる。

 9月2日から16日にかけて利用者を募集し、抽選で500人にサービスを提供する。なお、サービスには同社のオリジナルブランド「acure made(アキュアメイド)」の商品を受け取れる「アキュアメイドプラン」(月額980円、税込)と、他メーカーの商品も受け取れる「プレミアムプラン」(同2480円)の2プランがある。

対象となる「イノベーション自販機」

自販機は「飲料を受け取る場」に

 同社の提供するイノベーション自販機は、首都圏を中心としたJR東日本の駅構内に約400台を展開。原型となった「次世代自販機」は2010年から展開。お客が商品を選ぶだけという一方通行的だった購買行動を変化させてきた。顔認証や、気温と連動したレコメンド機能などを武器に、双方向性のコミュニケーションを展開。通常の自販機と比べて1.8倍も売り上げるものもあったという。

 その後、スマートフォンの普及や趣向の多様化が進み、17年に現行のイノベーション自販機を展開。「期間限定の価格設定やまとめ買いなど小売店舗で一般的な販売方法を行うことが困難だった」(広報担当者)自販機の売り方を見直した。スマートフォンアプリと連動することで、期間限定価格やクーポンの発行、プレゼント機能などを付加価値として提供することで、自販機を「飲料を受け取る場」(担当者)に変容させる戦略だった。

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