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» 2019年09月03日 08時00分 公開

「バブル」弾ける兆しはあるのか:タピオカに「おじさん」は結局飛び付いたのか ブームの構造にインスタ分析で迫る (2/3)

[服部良祐,ITmedia]

「派生ハッシュタグ」がブームを加速か

 一見他愛もない工夫にも見えるが、「派生ハッシュタグが増加しているのはブームが過熱している証。逆に、Instagram上のブームを加速させるきっかけにもなる」(AIQの担当者)。実際、18年7月以降に出現してきた派生ハッシュタグは3〜4月に急激に数が伸び、7月には「タピ活」は約489万件、「タピオカ巡り」も約446万件にまでふくれあがった。「話題が話題を呼ぶ」SNS独特のバズり方として機能している可能性がある。

photo Instagram上の「タピオカ系派生ハッシュタグ」投稿の推移(AIQ調べ)

 ちなみに、7月〜8月中旬の「タピオカ」やこうした派生ハッシュタグの投稿数を見ると、今のところは右肩上がりの傾向が続く。外的要因など読めない要素が多いものの、少なくともデータ上ではタピオカブームはまだ続きそうに見える。

photo Instagram上の最近の「#タピオカ」及び主な派生ハッシュタグ投稿数の推移(AIQ調べ)

 では、このタピオカブームは「誰」が支えているのか。AIQが独自のInstagram分析ツール「AISIGHT」で、7月中旬〜8月中旬の「#タピオカ」投稿のユーザー層について分析したところ、10〜20代女性が約7割を占めた。一方、30〜50代の男性はわずか2.1%。若年層も含めた男性全体でも約1割と、属性に激しい偏りが出た。

 もともと女性のユーザー比率が高いとされるInstagramだが、最近では男性ユーザーの流入も進んでいる。ガイアックスが総務省やジャストシステムのデータから推計したInstagramの「主要SNSユーザー数データ」から計算すると、日本の10〜60代のInstagramユーザーのうち30〜50代男性の数は約26%となっている。

photo Instagram上の最近1カ月の「#タピオカ」投稿者の属性比率(AIQ調べ)

 以前、Twitter上で「タピオカ専門店におじさんがいるのを批判する女性」の話が炎上したことがあったが、アクティブユーザーの傾向などを差し引いても、「インスタを利用する中高年男性は、タピオカに実際に無関心か敬遠している」と言えそうだ。

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