JR東が東京駅構内にシェアオフィスをオープン 極上空間の「HEAVEN」も“カプセルオフィス”も増えている

» 2019年11月07日 17時41分 公開
[ITmedia]

 JR東日本は11月21日、東京駅構内にシェアオフィス「STATION DESK 東京丸の内」をオープンする。

WORK AREAのイメージ

 営業時間は午前7時30分〜午後9時。年末年始などを除き、定休日は設けない予定だ。プライバシーに配慮した6タイプの多様なシート(全16席)を用意した。Wi-Fiが利用可能で、各シートでPCやスマートフォンなどの充電ができる。フリードリンクも提供する。

 利用するには、同社の駅ナカシェアオフィスサービス「STATION WORK」の個人会員もしくは法人会員になる必要がある。完全予約制で、専用Webサイトから座席と時間を指定する。当面の間、15分150円(税別)のキャンペーン価格で提供するという。

 STATION DESKの特徴は、ワークスタイルに合わせてソロワークに集中できること。ゆったりとした6タイプの座席があり、いずれもパーテーションで区切られている。「極上空間」とJR東がアピールする「HEAVEN」タイプの部屋では、ポケットコイルを採用したソファでリラックスしながら作業できるという。さらに、シートクッションなどをカスタマイズすることで、より快適にできる。

フロアマップ

 JR東は「働く人の“1秒”を大切に」をコンセプトとした駅ナカシェアオフィス事業「STATION WORK」を推進している。「STATION BOOTH」と呼ばれる“カプセルオフィス”を東京駅、新宿駅、池袋駅、立川駅に設置している。2019年8月に開始してから、延べ5000人以上が利用している。個人会員登録は1万5000人を突破。法人会員も約30社の申し込みがあるという。同社は20年度までに30拠点の展開を目標としている。

「STATION BOOTH」と呼ばれる“カプセルオフィス”

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