引っ越しの不要品、フリマアプリで売ってもらえる代行サービス 楽天など3社が提供段ボールに詰めて送るだけ

» 2019年11月26日 11時26分 公開
[ITmedia]

 楽天は11月25日、引っ越し時の不要品を送ると、フリマアプリ「ラクマ」に代理出品してもらえるサービス「フリマ引越」の提供を始めた。引っ越しと不要品の整理をまとめてスマートフォンで申し込み、簡単に整理できるようにすることで、廃棄物削減につなげる狙い。

photo 引っ越しの不要品をそのままフリマで売れる「フリマ引越」

 宅配収納サービス「カラエト」を運営するカラエト(東京都渋谷区)と、トラックの空き時間や空きスペースを活用した引っ越しサービス「Hi!MOVE」を提供するグライド(東京都新宿区)の協力を得て提供。Hi!MOVEで引っ越しを依頼すると、一緒に「フリマ引越」の申し込みを行える。

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 代理出品を頼めるのは、外寸合計140センチの段ボール1箱分まで。申し込み後にカラエトから専用段ボールが届き、売りたい不要品を入れて返送すると、カラエトがラクマに代理出品してくれる。商品が売れると、売上金から代行送料(一律880円)と代行手数料(売上金から代行送料を除いた金額の30%)を差し引いた金額がユーザーに振り込まれる仕組み。

 出品月の翌月末までに売れなかったものは、カラエトの収納サービスで預かる。1カ月目は無料で、2カ月目以降は月額550円。送料880円で返送してもらうことも可能という。

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