関西大学の宮本勝浩名誉教授は11月27日、インフルエンザによるマイナスの経済効果は6628億263万円になるという試算結果を発表した。
インフルエンザの治療費、インフルエンザ罹患による生産性のマイナス効果、インフルエンザに罹患した子どもの世話のために仕事を休まざるを得ない親の収入減によるマイナスの効果、国や自治体の公的負担額などを分析した。
宮本名誉教授は「インフルエンザは、患者本人、患者の家族などにつらく苦しい思いを強いるだけではなく、日本全体に大きなマイナスの影響をもたらす。流行を抑えることができれば、日本全体では大きなプラスになると考えられる。インフルエンザの流行をストップさせるためにも罹患しないための予防が大切である」とコメントしている。
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