マックの「ごはんバーガー」と「モスライスバーガー」は何が違う? 明かされた開発秘話(1/2 ページ)

» 2020年01月29日 08時00分 公開
[ITmedia]

 日本マクドナルドが発表した「ごはんバーガー」が話題を集めている。「てりやきバーガー」や「チキンフィレオ」などの人気メニューの具材を、パンの代わりにしょうゆ風味のごはんで挟んだもので、2月5日から5月中旬頃までの期間限定商品だ。

 ごはんを使ったバーガーは「モスバーガー」の「モスライスバーガー」が先行しているが、日本マクドナルドでは初の試み。なぜこのタイミングでごはんを使おうと思ったのか。

photo マクドナルドが2月に発売する「ごはんバーガー」(公式サイトより)

ごはんバーガーはなぜ生まれた?

 日本マクドナルドによれば、ごはんバーガーの構想が生まれたのは2016年頃で、少しずつ開発を進めていたという。その後、18年3月に「夜マック」を開始すると、顧客から「夕食にはパンではなくごはんが食べたい」という意見が届くように。夜の時間帯ならごはんを使ったメニューに需要があると判断し、商品化したという。メインターゲットは30〜40代。夜マックの利用者増にもつなげる考えだ。

 ごはんバーガーのラインアップは「ごはんてりやき」「ごはんベーコンレタス」「ごはんチキンフィレオ」の3種類。価格はてりやきが税込390円、他2つが税込410円。

photo 具材は人気メニューと共通で、パンの代わりに「ごはんバンズ」を使っている

 味付けはポテトやコーラとの相性を重視。「マクドナルドといえばポテトやコーラと一緒に楽しむものなので、それを意識した。マクドナルドでしか出せない味を追求しており、他社の商品を意識した部分はない」(同社)という。

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