日々状況が変化する新型コロナウイルスの社会への余波。私たちの生活にもさまざまな影響が出ており、勤務形態や勤務時間の変化、購買行動などが変わった人は多い。
そんな中、マーケティングリサーチ会社の調査によると、消費者の3人に1人が新型コロナの影響で、何かしらの「まとめ買い」を経験したことが分かった。情報過多による不安から、人々の心理面・行動面の変化や影響はどこまで広がるのだろうか。
今回の調査はアスマーク(東京都渋谷区)が1都3県、2府4県の20〜60代男女600人に実施。「新型コロナウイルスの消費者生活への影響に関する調査」として2020年3月6日〜9日にインターネットで調査した。
「新型コロナウイルスの流行により、商品をまとめて購入したことがありますか」という質問に対して約30%が「マスク」「トイレットペーパー」「保存食類(カップラーメン、カロリーメイトなど)」「ティッシュペーパー」「米類」「飲料水」「衛生用品」「生理用品」「パン類」「酒類」などをまとめ買いしたと回答。3人に1人が、新型コロナウイルスの影響で何かしらのまとめ買いをした結果となった。
さらに、首都圏の30〜40代はまとめ買いする比率が特に他の年代に比べてやや高めであった。一方で、マスクとトイレットペーパーについては、関西圏と首都圏いずれも10人に1人はまとめ買いを経験しており、地域差はみられなかった。
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