ローソンは4月17日、冷凍食品の販売数ランキングを公開した。新型コロナウイルスの感染が拡大し、巣ごもり消費の傾向が強まる中で、どのような商品が売れたのだろうか。
2020年4月1日〜4月14日の販売データを集計すると、最も売れた冷凍食品は「炒飯」(税込138円、以下同)で、「焼餃子」(149円)、「フライドポテト」(130円)、「海老ピラフ」(138円)、「たこ焼」(226円)と続いた。
炒飯は老若男女に幅広く支持されている。4月1〜14日の冷凍食品の販売数ランキングを性年代別で分析すると、20〜50代の女性と10〜70代の男性が最も多く購入しているのが炒飯だった。
冷凍食品の販売数が最も増えた日は3月26日だった。3月19〜25日の平均販売数と比較すると約1.5倍になった。特に、東京都は2.6倍、神奈川県は1.9倍だった。
3月26日に最も売れた冷凍食品は「炒飯」で、「海老ピラフ」(138円)、「讃岐うどん 2食入」(129円)、「高菜ピラフ」(138円)、「焼餃子」(149円)と続いた。直前1週間のランキング1位も炒飯だったが、2位と3位はそれぞれ焼餃子とフライドポテトだった。外出自粛ムードが高まる中、主食となるご飯や麺類が上位に入った。
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新型コロナで見直された“最重要食品”とは? 巣ごもり消費と防衛消費の意外すぎる実態Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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