大型連休(GW)後半の5連休が始まった2日、沖縄の空の玄関口、那覇空港は例年のにぎわいはなく、閑散としていた。新型コロナウイルス感染拡大防止で不要不急の外出自粛が呼び掛けられる中、沖縄発の便は多くが欠航。一方で東京や関西からの到着便にはキャリーケースを引く来県者や釣りざおを手にした行楽客の姿も見られた。
関西から毎月沖縄を訪れるという40代女性は「飛行機内もすいていて、近所のスーパーより密じゃなかった」と語り、「飛行機が飛んでいる以上、違法じゃない。海を眺めながら温泉でゆっくりする」と笑顔を浮かべた。
午前中に1便あった宮古、石垣の両便はそれぞれ10人ほどが搭乗した。宮古から本島のいとこに会いに来た女子高校生は「感染者は確認されていないけど、島中が自粛でやることない。しばらくは戻らない」と語った。
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