免税店を展開するラオックスは6月26日、正社員と契約社員を対象に、250人程度の希望退職者を募集すると発表した。2〜3月に募集したのに続き、再度の実施となる。新型コロナウイルスによるインバウンド減少が大きな影響を及ぼしている。
同社は2〜3月、販売専門職の正社員と契約社員、販売専門職以外では40歳以上で勤続2年以上の正社員と契約社員を対象に、140人程度の希望退職を募集。子会社のシャディでも20人程度を募った。合わせて111人が応募した。
さらに希望退職の募集を実施する背景として、同社は「訪日外国人観光客の回復の目途が立たない状況に伴い、未だ一部店舗の一時休業を余儀なくされており、従業員の休業が続いている状況」であることを説明している。
今回の対象者は、正社員と契約社員全員で、職種や勤続年数による制限はない。7月1日〜31日に募集し、退職日は8月31日となる。応募者には、規定の退職金に加えて特別退職金を支給する。
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