パンツ工房の人気マスクに「ドライタイプ」登場 熱と湿気を通しやすい素材を使用累計120万枚を販売

» 2020年07月14日 16時49分 公開
[ITmedia]

 衣料品製造のパレ・フタバ(大阪府吹田市)は7月14日、広島県福山市のストレッチパンツ専門工房で製造する「洗える超伸縮フィットマスク」シリーズの新商品として、夏用の「ドライタイプ」を発売すると発表した。マスク不足が深刻だった3月から、ストレッチパンツの素材や製造技術を生かして布マスク生産を開始し、これまでに累計120万枚を販売。引き続き、快適なマスクを求める需要に対応する。

パレ・フタバのストレッチパンツ工房の人気マスクに「ドライタイプ」の新商品が加わる(プレスリリースより、以下同)

 マスク製造を担うのは、同社繊維製品事業部「TAKUMIBA」。ストレッチパンツに特化して、企画から縫製、検品、出荷まで一貫して行っている。マスク不足が社会問題になったことから、スタッフらがアイデアを出してマスクの商品を仕上げた。

マスク製造の様子

 今回発売するドライタイプは、超伸縮フィットマスクシリーズの「ふわピタタイプ」「夏用さらピタCOOLタイプ」に次ぐ新商品。最大の特徴は、肌触りがドライである「シアサッカー素材」を使用していることだ。この素材は生地表面にポコポコとした凹凸があり、湿気や熱気を通す性質を持つ。また、肌に触れる面積が少なくなるため、暑い日も汗などでベタベタしにくくなる。全体的に軽く、洗濯後に乾きやすい素材でもある。

肌触りがドライなシアサッカー素材を使用

 これまで発売した商品と同様に、特殊伸縮素材「トリコット」を使用しており、顔にフィットしやすいという特徴も備えている。洗って繰り返し使用できる。

 価格は、2枚組で1200円(税別)。大人用の3サイズ(S・M・L)を用意する。カラーはホワイト、ベージュ、ブルーストライプ、グレーストライプ、ネイビーの5色。

 販売方法は抽選となる。応募受付期間内にオンラインストアから申し込みを受け付ける。第1回抽選の応募期間は7月20日午前10時まで。当選者に購入手続きについて案内し、7月末から発送を開始する。

計5色をそろえる

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