暑くて蒸れる「夏マスク」の悩み、対処法は? 資生堂がWebサイトで情報発信“マスク焼け”防ぐ方法も

» 2020年07月02日 15時25分 公開
[ITmedia]

 資生堂は6月30日、夏のマスク着用に伴うトラブルや対処法について、同社Webサイトで情報発信を始めた。暑さや蒸れ、日焼けなどの悩みに対して、原因や対策などを解説している。

資生堂が夏のマスク着用に関する情報発信を開始(出典:資生堂、以下同)

 同社が6月、女性を対象に実施したインターネット調査では、夏のマスク着用時のトラブルについて「対処法を知りたい」という回答が約9割を占めた。そこで、夏の時期に快適なマスク生活を送るための情報を「いま、お伝えしたい美容のこと」というサイトにまとめた。

 夏マスクに関する調査では、外出の際に気になることとして「暑い・蒸れる」と答えた人が80%に上った。「メークが付着する」は64%、「マスク焼け」も42%と、慣れない夏マスクにストレスを感じている人は多いようだ。

夏にマスクを着用して外出するときに気になること

 Webサイトの解説の一例を挙げると、「マスクをしていると暑い。汗もかいて困る」という悩みに対しては、「『汗をきちんと拭く』+『皮ふ温が高い部位を冷やす』ことが大切」と回答している。マスクの着用で過剰な汗や皮脂が出る仕組みや、かぶれやすくなる理由などを解説。そして、冷感効果のあるアイテムを「顔に使う前に『首』や『デコルテ』に使用することで、肌の体感温度がより冷たく感じられる」とアドバイスしている。

マスク着用前後の表面温度の変化
冷感シートを首、デコルテ、顔の順で使用。肌の表面温度が低下

 また、「マスクと日焼け」については、マスク着用時も日焼け止め効果のあるアイテムで紫外線対策をすることを勧めている。一般的にマスクは紫外線を透過するため、マスク越しでも日焼けをしてしまうという。さらに、マスクでおおわれている部分も対策しないと、マスクをしている部分としていない部分で「ムラ焼け」の状態になってしまうとして、非着用時と同じ対策をするように呼び掛けている。

マスクをしていても日焼けする

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